・参加するとすれば投資型だと考えられる

クラウドファンディングは資金集めの手段のひとつで、購入型や寄付型・投資型という3タイプがあります。イーラーニング研究所はまだクラウドファンディングには参入していませんが、やるとすれば投資型の可能性が高いと考えられます。ビジネスとして本格的に参入し、投資した企業の成長に伴ってリターンを得ることができれば、結果的にイーラーニング研究所の成長にもつながるからです。会社が事業規模を拡大するためには資金が欠かせません。資金調達を融資に依存すると、多くの利息を支払うことになります。利息を抑えた資金調達を考えるなら、投資型のクラウドファンディングは理にかなっています。

・寄付型という選択肢はある？

寄付型は文字通り、寄付が目的なのでリターンは原則としてありません。特定の企業や大学などをサポートしたい場合は、寄付型のクラウドファンディングがよく活用されています。寄付型は一定の節税効果を期待できますが、寄付金のほうが金額は大きくなるため、金額面での費用対効果を考えるとプラスにはなりません。あくまでも善意での寄付であり、資金難に陥って困っている企業や大学を助けるために活用されることが多いです。イーラーニング研究所が寄付型に参加する確率は低いと考えられますが、感染症の予防対策といった世界的に有意義な試みであると判断すれば、その限りではないでしょう。国からの資金不足で研究が停滞している企業や大学をサポートするなら、寄付型に勝るものはありません。

・購入型に参加する現実性は？

イーラーニング研究所が購入型のクラウドファンディングに参加する可能性は、あまり高いとは考えにくいです。購入型は独立開業を目指している企業をサポートし、夢が実現した際に商品やサービスなどを受け取りできる非投資型のクラウドファンディングになります。気になる企業を助けたい、商品を購入して貢献したい、といった人がよく活用しています。イーラーニング研究所が購入型に参加するかどうかは、対象企業の商品・サービスがいかに魅力的かにかかっているでしょう。自社サービスの向上に役立つ内容であれば、購入型に参加する可能性がないとは言えません。

・やはり投資型に参加する可能性が高い？

投資型のクラウドファンディングは投資という性質上、将来的にリターンを得られる可能性があるのです。イーラーニング研究所は常にサービスの質向上に努めており、投資型に参加してリターンを獲得できれば、自社サービスの向上につながります。投資型には株式型と貸付型・ファンド型の3つのタイプがあります。購入型に関しても商品やサービスを受け取ることができますが、それは現金ではありません。お金として受け取るメリットは、イーラーニング研究所の自社サービスに投入できることです。イーラーニング研究所のオンラインサービスは、維持するのに高額な費用がかかります。逆にいえば多額の資金を安定的に維持できれば、常に高品質のサービス開発・提供が可能になるのです。