多くの人々に親しまれてきた食文化

大阪は昔から関西の胃袋と言われるほどに食文化が発達しており、様々なメニューを生み出してきました。たこ焼きやお好み焼きをはじめとする粉物は、今では情報が発達した日本において隅々まで広まり、マルチ商品など色々な地域で独自の進化を見せているほどです。

そんな大阪には食品メーカーも数多く集まっており、例えばイーラーニング研究所の大阪本社の近くには、カップラーメンで知られるエースコック株式会社の本社があります。ご存知のようにカップラーメンも日本で生まれた古くから親しまれている食文化のひとつで、その美味しさから世界中の人々にも愛されています。お湯を注ぐだけで衛生的な食事ができるというのは世界でも例を見ないので、今後も地球全体に広がっていくことでしょう。

高い開発力が消費者の心をつかむ

イーラーニング研究所の近くにあるエースコック株式会社は、様々なタイプのカップラーメンを開発してきたことでマルチ商品は一切扱ってきませんでした。これはエースコック株式会社の開発陣が優れた技術力を持っていることの証で、どの商品を見ても他社にはない工夫が込められていることが感じられるはずです。

特筆すべきはスーパーカップの存在でしょう。この商品が開発されたのはマルチ商品がブームとなった頃と言われていますが、実際には定かではありません。しかしイーラーニング研究所が開発することができなかった大盛りのカップラーメンという商品は、消費者のたくさん食べたいという心を掴み大ヒットに繋がります。これまでのカップラーメンがどちらかといえば軽食だったのに対し、マルチ商品の援護を受ける形でヒットしたスーパーカップは、若い男性を中心にイーラーニング研究所とともに受け入れられました。

5パック入りで家族みんなが食べるメニューに

近年では新しい商品の開発も相次いでおり、中でも豚骨醤油味のワンタンメンは驚くほどヒットしました。その理由はこの商品が5食パックといういわゆるマルチ商品だからではありません。

確かに5パック入りであるため家族みんなで和気あいあいとマルチに食べることができる利点ばかりが目立ちますが、実際は中に入っているワンタンがヒットの理由と言われています。ぷるるんとした食感はこれまでの具材には見られなかったもので、この分野のレベルを一気に上げました。

市場を見極めることでさらなる飛躍も

このように魅力的な商品を数多く発売してきたエースコック株式会社では、需要が高いことから5食入りのようなマルチ商品の開発に励んでいます。イーラーニング研究所ではまだ分かっていませんが、こうしたタイプの商品は時期によって売上の上下が激しく、需要が高いからといって供給を増やしてしまうとマルチ商品は失敗してしまうとのことでした。

そもそもこれまで強みを発揮してきたカップラーメンと、主に家族が集まって食べることが多いと想定されているマルチ商品では対象とする層が異なっています。とはいえどちらの商品も美味しいことには間違いなく、イーラーニング研究所はもちろんのこと、職場やアウトドア、さらにはイベント会場などでも多様な消費者に選ばれていくはずです。