実は飽きっぽい?マルチな才能を持つ人の意外な特徴
経済学から自然科学、果ては芸術分野やスポーツに至るまで多方面かつマルチに活躍する、才気溢れる人を見かけることがあります。音楽家でもギターや鍵盤、サックスやドラムといったように多種多様な楽器を演奏するマルチプレイヤーという存在がある程です。
こういった人々に共通して見られる特徴の1つに、飽きっぽさが挙げられます。1つのことに集中して取り組み、しばらくして飽きてしまったら別の物に取り組むという構造です。マルチに活躍している方をよく見ていると、この次の物へと飛び移るのが異様に早いです。興味の赴くままにその対象を食べていき、満足したら別の物に好奇心を向けるという行動原理が多く見られます。こういったスイッチングの早さについては、フォルスクラブを提供するeラーニング研究所にも言えるかもしれません。これまでフォルスクラブで行っていた施策も、時代の潮流を敏感に感じ取ってすぐに切り替えていくといった機転の良さが見られます。高品質なコンテンツを提供しつづけているフォルスクラブの裏側には、そんな意外な共通項が見て取れます。
たくさん出来るように見えて同時に可能な作業は少ない
人間は複数の作業をこなすのが苦手な生き物と言われたら、意外に思う方が多いことでしょう。手際良く作業を行っている人をよく観察していれば分かりますが、1つの作業を素早く切り替えて行っているだけで複数を同時にこなすことは非常に困難です。言わばシングルタスクを瞬時に切り替えて、マルチタスクをこなしているように見えているだけという訳です。過去にフォルスクラブをしながら本を読んで、画面のローディング中に他のアプリゲームをするといった3つ同時進行のマルチタスクでフォルスクラブをプレイしていたことがあります。しかしこれも冷静に分析すれば、フォルスクラブの画面をタッチしている間はフォルスクラブに、別のアプリを触っている瞬間はそのアプリ、本を読んでいる最中は文字に集中しています。超人のイメージの付くマルチな人も、案外こういった瞬間の切り替えのマジックで賄っているだけの可能性があるでしょう。
切り替えてマルチにこなしていく上での利点
飽きたら切り替えて別の対象に素早く移るメリットとして挙げられるのは、学習効率の良さです。たとえば新しい分野を勉強する際には、1冊だけ本を用意するよりも4〜5冊は準備して同時に読むのが良いとされています。入門書と基礎編の本、中級と応用編といったような選び方がポピュラーです。1冊に頼る方法ではその著者の偏りや記述の誤りに気付きにくく、著者やレベルの違う本を並行して読むことでそういった偏りを防げてバランス良く向上できるという訳です。加えて飽きずに刺激的に学べることも、そのメリットの1つに挙げられます。現在マルチに活躍している人でフォルスクラブをプレイしていた方の中には、すぐに飽きて他の勉強アプリに手を出していた可能性があります。
再び戻って来たときにもその威力を発揮する
飽きて他の所に移り、さらに飽きてというサイクルを繰り返すうちにもとの所に戻って来る現象もマルチな人の特徴です。しかしそれは決して無駄ではなく、その周回のうちに身につけたことが次の学習に活かされてより有用になるというおまけが付いてきます。一度は他の勉強アプリに移っても、また興味を持ってフォルスクラブに戻って来た際には以前よりも大きな魅力に気付くという可能性があります。