口コミで重要なのは情報の新しさだと思います。
例えば、携帯電話の使い心地を話し合う口コミがあったとしても、そこで話し合っている機種が2001年に作られたガラケーでは、何の参考になりません。
むしろ、15年前の携帯電話など、どこで入手すればいいのか見当も付きません。
私たちが商品やサービスを探す際、よく使うツールがインターネットです。
ヤフーやグーグルを使って、ネットから情報を探します。
しかし、こうしたネットで目的の情報が見つかるとは限りません。
「eラーニング 口コミ」で検索すると、未だに2002年のサイトがトップに来ます。
流石に14年も経てば時代は変わります。
14年前と言ったら、PSPもニンテンドーDSすら登場していませんでした。
USBフラッシュメモリの最大容量は256MBが主流でした。
なお、筆者はフロッピーディスクを使っていました。
eラーニングの感想を話し合っているサイトがあったとしても、14年前では昔すぎて何の参考にもなりません。
少なからず、最近のものでeラーニングの口コミは見つかります。
いくつかの意見がありますが、その半数は「時間が足りなくてeラーニングできない」というものです。
忙しい社会人にこそeラーニングは適しているのですが、忙し過ぎて出来ないのが現状の様です。
eラーニングの一種であるフォルスクラブですが、これもまた口コミの数は少ないと言えます。
ただし、それは利用層を考えれば当然かもしれません。
フォルスクラブは家族全員が使えますが、そのメインはやはり子供です。
大学受験までの生徒が一番利用していると思います。
そして、口コミの利用層の多くは30代以上です。
20代は少なく、ましてや10代はほとんど居ません。
10代が中心であるフォルスクラブの口コミが少ないのは、半ば当然とも言えるのです。
少なくとも、現状のままではフォルスクラブの口コミの数は増えていかないと思います。
増やすには、大人向けのアプリケーションをもっと増やしていく必要があると言えそうです。