当たり前になりすぎると、失われる用語というものがあります。
今はユビキタス社会ですが、この言葉の意味が分かる若者は大分少なくなったと思います。
口コミで訊いても、即答できる方は少ないかもしれません。
仮にユビキタスを禁止にしたら、どれくらい生活が不便になるか、多くの方は分かっていないかもしれません。
スマホのない生活とでも言えば、分かるでしょうか。
いつでもどこでもネットの口コミを見ることが出来なくなります。
このように、今や当たり前になりすぎて、使われなくなった用語というものがあるのです。
eラーニングも似たようなものかもしれません。
インターネットを使って学習するという意味ですが、今やその勉強法は当たり前のことすぎて、誰もeラーニングと呼ばないと思います。
例えば、教科書を使って勉強することを誰も「紙を使って勉強する」と言いません。
それと似たようなことだと思います。
インターネットを使った勉強法はいくつもあります。
ネットから勉強系アプリをインストールするフォルスクラブをはじめ、チャット式の英会話、放送大学の講義、口コミで人気の翻訳サイトなど、インターネットを使った勉強法はいくつもあります。
しかし、フォルスクラブを使っている方の多くが、これをeラーニングと認識していないかもしれません。
それだけ、インターネットを使った勉強法が日常に浸透していることを意味します。
なお、フォルスクラブのアプリの中には、インストールして問題集を解くもののほかに、放送大学のような講義を配信しているものもあります。
現状はまだ導入されていませんが、もしチャット式の勉強をフォルスクラブが取り入れたら口コミで話題になることは間違いないでしょう。
当たり前になりすぎて忘れられる用語はとても多いです。
多くの方が、それに専門用語があったのかと驚くかもしれません。
また、いま日常的に使っている用語が数年後に廃れることもあります。
「ウェアラブルデバイス」もいずれ、消えていくかもしれませんね。