キーボードで打ち込むよりも、手書きの方が「記憶の定着」に良いとされています。
記憶とは、物事に関連付けることで記憶しやすくなる傾向があり、ただ文字を見るだけでなく、聞く、復唱する、書くなどの工程を同時に行うことで、覚えやすくなります。
今後、評判を呼んでいるデジタル学習であるeラーニングが、アナログ学習である既存の勉強法に取って変わるには、その辺りの改善が求められるかもしれません。
見るだけでなく、聞く、復唱するというものでしたら、フォルスクラブは既にそれを実践しています。
フォルスクラブのアプリケーションのひとつであるLEARNING EYESは、聞いて見て学ぶ英語教材になります。
イメージとしては、英語学習に特化した洋画でしょうか。
洋画を観るだけでも英語の勉強になりますが、それはシナリオを重視していますので、セリフが言語として正しいとは限りません。
字幕の翻訳は特徴的になることが多く、文法はデタラメ、スラングもあり、あまり参考になるとは言えません。
その点、フォルスクラブのLEARNING EYESは、初めから英語学習のために内容とセリフが決まっていますので、非常に分かりやすくなっていると評判です。
英語表記の字幕もあり、目と耳をフル活用して英語を学ぶことが出来ます。
記憶のメカニズムは着々と解明されています。
電気信号で情報をやり取りすることまで分かってきましたので、そのうち、その情報をどこかに保存したり、誰かに譲渡できるようになるかもしれません。
夢物語に近いものですが、各国でそうした研究が今も行われています。
そして、記憶で重要なのは、覚えることよりも、思い出すことです。
記憶のタンスに物を収納することは誰にでも出来ますが、それをいつでも自在に引っ張るのは、とても大変です。
よく評判になっている完全記憶能力というものがありますが、それは、引き出しから取り出す能力が優れているからになります。
今後の技術革命により、eラーニングも飛躍的に進化するかもしれません。
それこそ、睡眠学習が普通になる世界かもしれませんよ。